【まぎわらしいtheの使い方完全解決!】スピーキングでtheを使える!
今回は、『theの使い方』について紹介し、その練習も行っていきたいと思います。日本人が最も苦手な英文法とも言われています。しかし、近年は多くの優秀な英語の先生や情報発信のおかげで、theの説明について私が改めてする必要もないと思いますので、theの練習に焦点を当てていこうと思います。
theの使い方
よく日本の教科書では、「その」と訳されます。決して間違いではありません。しかし、「共通認識」と覚えておいた方が応用が効くと考えています。
[Cambridge English Dictionaryより]
used before noun phrases in which the range of meaning of the noun is limited in some way
意訳すると、「限定的な意味な名詞を使うときに、その名詞の前にtheが置かれる」と書いてあります。つまり、共通認識です。日本語と英語の間には意味の乖離もありますので、英語学習者はよく「何で今回はtheを使うのに、今回はtheを使わないんだ!」とイライラします。theを身につけるのには、10年かかるとも言われますので、どんな時にtheを使うのか、具体例を通じて理解をすることが大切です。今回このブログでは、具体例をみて実際に使うという構成で、theを使いこなせるようになってもらいます。
theの具体例と練習
まず上の机の上を見て下さい。その机の状況をあなたの母親も知っていることを想像して下さい。母親がまだノートがあるのを心配になり、あなたにこう電話をかけます。
『Do you have a math class? The notebook is on the desk.』
①具体例
今日数学の授業があり、机の状況に関してあなたと母親は共通認識を持っています。「母親とあなたがノートについて共通認識を持っている、しかも数学について言及している」という事実から、「the notebook」は机の上にある数学のノートと分かるわけです。従ってtheをつけます。また、共通認識を持っている机も一つなので、「the desk」となります。
しかし、
『A notebook is on the desk.』
と言われることもあります。この場合は、「数学のものか共通認識はなく、必要かどうかも分からないので念のため電話をかけた」と言えます。「1冊ノート机の上にあるけど大丈夫?」と言った感じです。
しかし、厳密なことを言えば、話し手の感覚の問題なので、どちらの意味とも取れるというのが正直な回答です。英語を学習していく上であるあるなのですが。どうしても学習者は、テストや教育を通じて答えが必ずあるように感じてしまいます。
本当に大切なことは、発信者が文法の使い方を知り適切に運用することです。なので、あまり深く考えずそういうものだと理解をしましょう。自分が思ってもいない状況で出くわしたら、どうしてその話し手や書き手が使ったのか理解しましょう。
※firstなど序数と、太陽sunなど世の中に一つしかない共通認識を持てるものは必ずtheをつけます。
②練習
[1]この机の上をAさんとBさんが見ている状況
『ノートそれ高いんよ』
The notebook is expensive.
どのノートか共通認識があるので、theをつけます。
『鞄の色は茶色だよ』
The bag is brown.
どの鞄か共通認識があるので、theをつけます。
[2]下の状況を見ながら、子供に動物の名前を教える状況
[ ] is a squirrel. [ ]に入るものは? (ページ最後に具体例あり。)*1
[3]theを使って絵を自力で説明。(ページ最後に具体例あり。)*2
[4]あなたの机の上のものの、色や形やどこで買ったかなど説明。(ページ最後に具体例あり。)*3
まとめ
the=共通認識
いかがでしたでしょうか。理解して終わってはいけません。実際に独り言を通じて、話して身につければ誰でも話せるようになります。大事なのは、型や使い方を知り話すことです。毎日、話せるように英文法や英文の型の発信をブログや、ツイッターで発信しています。よかったら下記リンクも参考にしてみて下さい。そしてまだまだ始めたばかりですので、読者になっていただけると毎日アップするモチベーションにもなりますので、大変嬉しいです。
【独り言をしよう】
— YJ (@fdgCgtCJrEbl0i4) 2022年5月23日
What if ~ : ~したらどうなるか、どうしよう
・What if I make a fool of myself? #HarryPotter
・What if I get lost?
・What if I'm in trouble?
皆さんも『〜なったら』の気持ちを嘆いてみて下さい。#独り言 #スピーキング
[下記具体例の案]